妙春堂の日常ーアラフィフ婚のすゝめー

アラフィフ婚にむけての日常つれづれ日記

2022.01.21 『うっかり長生き』というパワーワード

少し前のことになるのだけど、職場の休憩時間に年齢の近いスタッフ仲間さんと老後の不安の話になった。

踏み込んだ話はしたことはないけれど、その時の反応からどうやら彼女も私と同じ独り身らしい。結婚歴やお子さんの有無は分からないけれど、現時点で独りであることが確実の様子。

 

私自身も昨年末の誕生日前後から、特に深くそういったことを考えるようになった。

と言うのも、元々長生きする気のなかった私。重度の鬱病を患った(まだ完治してないし、するとも思っていない)経験から、いつ死んでもいいとさえ思っていた。

それが誕生日前日に腸炎で息も絶え絶えになりながらも、しっかり救急車を呼んだ。なんだよ、生きる気満々じゃないか私。

 

今でも本音を言えば長生きはしたくない。でも、うっかり長生きしてしまった時に私はどう生活を成り立たせていくことが出来ている?全然自信がないや。今の私はしがない派遣社員だもの。

 

鬱病であることは伏せたうえで、この「うっかり長生きしちゃったらどうしよう」をその場でこぼしたところ、30歳代のスタッフ仲間さんが大爆笑。

「うっかり長生きってパワーワードですね!」と。

 

え? そう? と内心驚いたけれど、一緒に笑っておいた。

 

今からでは遅いとは思いつつ、やらないよりはマシかと思って女性向けの経済雑誌を購入してみた。iDeCoの解説や、副業についての注意点などの特集はとても興味深かったけれど、どれも私に適正はあるだろうか? その不安ばかりが先行して、まったく行動に移せない。

 

手相を見ると、あきれるくらいに両手とも生命線が長い私。こりゃ長生きしてしまいそうだ。

長生きするなら健康に、一日でも長く自力で歩けるおばあちゃんでありたい。徘徊じゃなくて。

子供もいないし、甥や姪たちに迷惑もかけたくない。経済的にもね。

 

そうなると、やはり資産運用は必須? その前に運用する資産がねーよ。

 

毎日がその日暮らし。そんな生活を何十年続けてきたか。そしてこの先の何十年を継続していくことになるか。あぁなんと恐ろしい。宝くじ当たらないかな(現実逃避)

 

そんなことを漠然と考えながら、今夜も腸炎からの復帰を実感するハイボールを飲む。

いや、もう悠長なこと言ってられないから本腰入れて考えなきゃいかんか。時間ないぞ私。

ぼんやりディズニーの『シンデレラⅢ』とか観てる場合じゃないぞ(いや、それはええやん)